活動報告 神戸アイセンター病院視察研修報告
JRPS福井(福井県網膜色素変性症協会)が企画しました神戸アイセンター病院視察研修に参加してきました。
神戸アイセンター病院へのリンク
神戸アイセンター病院は眼科の専門病院であるとともに、理化学研究所の高橋政代先生が進めておられる網膜再生医療と連携して臨床と研究を行なっている病院です。ポートアイランドに位置し、近代的な街並みとポートライナーの駅から連絡通路でつながった好立地にある病院です。そして、特筆すべきは、ビジョンパークというコーナーが常設され、さまざまな体験ができるように工夫されていることです。また、NEXT VISIONという見えない見えにくい方への相談支援組織のスタッフ(情報コンシェルジュ)が常駐し、利用者への情報提供にあたっておられました。
NEXT VISIONへのリンク
ビジョンパークをプロデュースされた三宅琢先生による紹介ビデオを拝見し、ビジョンパークが視覚障がい者のためにあるのではなく、見えない見えにくい方や一般の方への情報提供と空間共有のためにあるのだということを感じました。同病院眼科の仲泊先生が『ここを世界へ向けた発信拠点にしたい』という言葉が印象的でした。
ちなみに、この日にNHK関西のラジオ番組の収録が行われていて、同パークの紹介が3月1日17時5分からNHK第1で放送されるとのことです。(残念ながら福井では「らじるらじる」(インターネットラジオ)でしか聴取できませんが)
今年の9月14〜16日に行われる視覚障害リハビリテーション研究発表大会の際には関連イベントが同パークで開催されるとのことです。
ビジョンパークのボルダリングウォール
アクティビティエリアにあるボルダリングウォールは、ホールドが光り、体重をかけると音で知らせてくれます。挑戦したかったのですが、インストラクターがおられなかったので断念しました。