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視覚障害者が安心して文化施設を訪れることができるためのアクセシビリティ研修を、福井芸術文化フォーラムが主催、羽二重ねっとが協力し開催しました。参加者は福井県内外の美術館や博物館の関係者をはじめ、行政や福祉、医療関係者、大学生など幅広いジャンルから20名近くの方にご参加いただきました。
午前中は視覚障害についての基本と視覚障害者の誘導方法について学んでいただきました。また、午後は博物館の受付を想定したロールプレイと、弱視で白杖とiPadを持ちながら世界40カ国以上を飛び回っている方から国内外の美術館での体験談を伺いました。

今回の研修では、すべての人に対応するアクセシビリティを準備することは困難であり、これからそれぞれの施設で来訪者に対してどのようなサービスを提供できるかを考えるきっかけになればとお伝えしました。

このような研修は全国的にも珍しいと思われますので、今後継続して福井から情報発信できるよう、福井芸術文化フォーラムさんと協力していきたいと思います。